那覇市若狭のライブイン寓話でいつもお借りしているウッドベースです。
引退した先輩が使っていた楽器を店が譲り受け、引き継いで使わせてもらってます。
合板ボディのベースですが、枯れていて良く響きます。
指板がところどころ凹んでいたり、駒もそり返っていたりだったので
楽器工房Atelier Piciのマスターと相談しながら修理と調整をやってもらってから
かなりいい感じに復活しました。
メーカー
ボディ内部のラベルをみると、1991年製みたいです。
「鈴木ヴァイオリン」というメーカーの楽器ですね。
指板を削って調整したあとで、染めてもらったのですが、
よく使うポジションの塗料がハゲてしまってます。
黒檀ではない塗り指板というヤツなのでこれは仕方がないですね。
ネックの表面はオイル仕上げにしてもらったのでサラサラの手触りで弾きやすいです。
糸巻きも錆びて使い込んだ感じが良き。
ギアはグリスアップしてるのでチューニングに必要な動きは問題なし。
ピックアップと弦
ピックアップはアンダーウッドを使ってます。
このベースと相性は良いみたいです。
木片を薄くカットして隙間に挟み込んでいますが、
E線側だけは紙を折り畳んで挟み込んでいます。
木片に比べてユルい感じの固定になっています。
木片でタイトに固定するとなぜか音が出なくなるのです。
何度か付けたり外したりしている時にダメージが入ってしまったかもしれません。
ピックアップ内部で接触不良になっているかもしれませんが
いまのところ、この固定方法で問題なく使えているのでヨシとしてます。
駒もAtelier Pici で作り直してもらってます。
弦はスピロコアのミディアムゲージを使ってます。
ジャズでは定番な組み合わせですね。
アンダーウッドピックアップの購入は兵庫県のお店の通販を利用しました。
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ゼーレ弦楽器工房 コントラバス専門の弦楽器工房♪
seele.ocnk.net
割と良心的なお値段です。直輸入品なので為替レートで販売価格は動きます。
2021年8月ごろに弦は交換した
エヴァピラッツィのライトゲージに張り替えました。
スピロコアに比べて柔らかいサウンドですが音の伸びも立ち上がりもいい感じですね。
最近のお気に入りの弦です。
表板と裏板の修理
ボディのハガレや割れもAtelier Pici で修理してもらいました。
合板の剥がれは、ほっとくと致命傷になるらしいです。
板の周囲をぐるっと樹脂で固めて延命措置をしてもらいました。
あらためて見ると傷がすごいな。。。
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寓話ベースの修理
こんばんは。 ライブイン寓話のウッドベースを修理に出してきました。 指板とネックの接着部分が一部はがれていてヤバイ状況でした。 このまま放っ ...
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あとがき
やっぱり手ぶらで身軽だと気軽に遊びに行けるのよね。
ウッドベース持って行かなきゃならん、となるとある程度気合入れないと重い腰があがりませんね。。。
このベースが店にあるおかげで手ぶらでセッションとか気軽に参加できるので非常に助かっています。
ありがたや。