サウンドハウス

楽器と機材

ウッドベース・コントラバスで使えるプリアンプや音響機材

2023年5月30日

ストレスフリーにしたい

奏でたい音と電気増幅された出音との乖離が大きいと、

修正しようとして無意識に余計な筋力を使ってしまって演奏後に異様に疲れてしまう。

理想と現実との間を少しでも近づけることができればストレスなく演奏に集中できる。

ウッドベース・コントラバスの電気増幅ってほんとに難しい。

使ってみて分かった事

プリアンプの入力インピーダンス(抵抗値Ω)の数値が大きなものを選定すれば、

ベース用に最適化されていない機器でも良い結果が得られる。

経験則でざっくりだけど3~5MΩ(メガオーム)以上、

10MΩあれば大抵のピエゾピックアップに対応できるな。

1MΩはぎりぎり最低限の数値で、

kΩ(キロオーム)単位よりは遥かにマシだが、できれば3~5MΩはほしい。

仕様書を確認して入力インピーダンスの単位が「MΩ(メガオーム)」で、

なるべく数値が大きいものを選定すれば間違い無い。

直列でつなぐだけ

「ピエゾピックアップ」→「プリアンプ」→「アンプ又は音響機器」このように直列で繋ぐだけ。

アンプ側のインプットで「アクティブ」「パッシブ」みたいな選択ができる場合は、

「アクティブ」を使う、または「-〇〇dB」みたいなスイッチがある場合はオンにする。

これでインピーダンスの釣り合いが取れる。

出音の体幹が強化されてマッチョかつ音抜けも良くなりアンサンブルでも埋もれずに聴こえるようになる。

ベースアンプに搭載されているイコライザーの効き具合も良くなる。

ピエゾピックアップをベースアンプへ直挿しするよりは確実に良い出音になるな。

使っていたり気になっているプリアンプを並べてみる

FISHMAN Platinum Pro EQ/DI

価格は高いが機能的に無駄が無いので迷ったらコレだな。

10Hzから160Hzまで無段階に可変できるローカット(ハイパス)フィルター。

middleEQは200Hzから3.1kHzまで無段階に可変できる周波数コントロール付き。

bassEQもE弦解放の倍音に近い85Hzとおいしいところを押さえている。

コンプレッサーも搭載されていてコントロール周りがかなり良い。

入出力も手堅くXLRバランスアウト、外部エフェクター用のsend-return端子と隙が無い。

仕様書表示で電池駆動30時間は持つとの事。

Bass用の切替スイッチが搭載されている。

切り替えるとEQの周波数がベースに最適化された数値に切り替わる。

数少ないベース用プリアンプ。インプットインピーダンス10MΩ。

入手してお試し中。近々まとめてみる予定。

Platinum Pro EQ/DI Analog Preamp をサウンドハウスで見る Platinum Pro EQ/DI Analog Preamp をサウンドハウスで見る

数か月使ってみた感想を書いた。

これはかなり良いプリアンプだな。

FISHMAN PLATINUM PRO EQ プリアンプを使ってみた

Fish Man platinum pro EQ フィッシュマン プラチナム プロ イーキュー たぶんこう読むはず。 必要十分なコントロール ...

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FISHMAN Platinum Stage

機能的に洗練されている印象。

必要としている機能がEQだけで良いならコレだな。

ローカットフィルター、MIDフリケンシー制御付きEQなど、

主な機能をイコライザーに絞ったプリアンプ。

約300gと小型軽量。電池駆動時間は70時間。

接続する楽器に合わせてギターとベースを切替えるスイッチがある。

Bass側に切替えるとEQの周波数がベースに最適化された数値に切り替わる。

数少ないベース用プリアンプ。インプットインピーダンス10MΩ。

FISHMAN Platinum Stage をサウンドハウスで見る FISHMAN Platinum Stage をサウンドハウスで見る

ZOOM AC-2とAC-3

購入を検討したが電池の持ち時間が3時間と短いので断念した。

常時ACアダプターで使うならアリと思っている。

絞り込んだ機能とシンプルな操作系で使いやすそうな印象だな。

切替スイッチで「Upright Bass」を選べばベース用になる。

数少ないベース用プリアンプ。インプットインピーダンス10MΩ。

AC-2 Acoustic Creator をサウンドハウスで見る AC-2 Acoustic Creator をサウンドハウスで見る

AC-3はAC-2の上位機種。シミュレートタイプが追加、

さらにコンプレッサーや空間系のエフェクターも追加されて、

XLRバランスアウトのステレオ出力ができるようになっている。

AC-3 Acoustic Creator をサウンドハウスで見る AC-3 Acoustic Creator をサウンドハウスで見る

ZOOM B-2FOUR

ベース用マルチエフェクター。

入力インピーダンス切替スイッチ搭載でウッドベース・コントラバスでの使用が想定されている。

インプットインピーダンス10MΩ。数少ないベース用プリアンプ。

スマホ充電用モバイルバッテリーをUSB-typeC入力へ接続すると電池駆動可能。

稼働時間はバッテリーの容量次第だな。

DI MODELという機能は気になっている。

シミュレートした6種類のDIを切り替えて音色を選べるらしい。

多機能なこともあり、妄想している使い方ができそうだけど、

マルチエフェクターはちょっと苦手なので購入は見送っている。

B2 FOUR をサウンドハウスで見る B2 FOUR をサウンドハウスで見る

ZOOM B6 Bass Multi-effects Processor

B-2FOURの上位機種。

入力が2系統になっていて、ふたつのピックアップをブレンドする使い方もできそうだな。

あんな事、こんな事と妄想が膨らむが、

マルチエフェクターは苦手だから、やっぱり見送りだなぁ。

B6 Bass Multi-effects Processor をサウンドハウスで見る B6 Bass Multi-effects Processor をサウンドハウスで見る

BOSS AD-10

愛用中。

手持ちのプリアンプの中でいちばん出番が多いかも。ギター用だけど良い。

アコースティックな楽器を電気増幅する際に欲しくなる機能は全て盛り込まれている。

2系統入力とステレオ/モノラル切り替え出力と入出力端子も充実していて、

拡張性も良いが、機能的に充実しているのでコレ1台で間に合ってしまう。

BOSS独自のアコースティックレゾナンスが特にいい感じ。

勝手に良い出音にしてくれる。

アンチフィードバックもハウリングしている周波数を自動検出するなど優秀。

EQの周波数がBass用に最適化されていないところが残念ポイントだけど、

ローカットスイッチとMIDフリケンシーは周波数を変更できるので、ある程度は対応できる。

インプットインピーダンス10MΩ。電池駆動可能で稼働時間は6時間。

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AD-10 Acoustic Preamp をサウンドハウスで見る

 

AD-10 Acoustic Preamp をサウンドハウスで見る

BOSS AD-2

たぶんマイナーなプリアンプ。ギター用。

プリアンプという製品名だがEQやボリューム等は搭載されていない。

見た目の通りエフェクターだな。

AD-10で好印象のBOSS独自アコースティックレゾナンスが主役。

アンビエンスとノッチフィルターも付いている。

EQはベースアンプ側に任せれば最小構成でイケる。

他のプリアンプと組み合わせて隠し味的に使うと良い感じになる。

入力インピーダンス10MΩ。

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AD-2 Acoustic Preamp をサウンドハウスで見る

 

AD-2 Acoustic Preamp をサウンドハウスで見る

Headway Music Audio EDB-2 H.E

使っている。2インプットと独立したEQコントロールで使いやすい。

ふたつのピックアップやマイクをブレンドするならコレが優勝だな。

コンデンサーマイクへの電源供給もできる。

Bass、Guitar、Violinの切り替えスイッチは、

それぞれの楽器に合わせたハイパス(ローカット)フィルターの周波数が切り替わる。

数少ないベース用プリアンプ。インプットインピーダンス6.8MΩ。

電池駆動可能。9V電池を2個使う。

稼働時間は不明だけどリハーサルから本番まで電池切れに遭遇したことは無い。

計測してないが感覚的に6〜8時間以上は持つ。

追記:電池の裏ブタに小さな文字で書かれていた。

リチウム電池:50時間

アルカリ電池:25時間

ウッドベースのピックアップやマイクをブレンドするプリアンプEDB-2H.Eを買った話

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Headway Music Audio / EDB-2 H.E をサウンドハウスで見る Headway Music Audio / EDB-2 H.E をサウンドハウスで見る

L.R. Baggs Session DI

使っている。ギター用だけど良い。必要最小限のコントロールで使いやすい。

EQが無いところが長所でもあり短所でもある。

ハイパス(ローカット)フィルターは常時ONなのでハウリングし辛い。

それでもハウリングする場合はノッチフィルターで対応できる。

コンプレッサーの効き具合が上質でどちらかって言うとコンプレッサーが主役な感じのプリアンプ。

saturateというツマミは出音を勝手にいい感じにしてくれるけど控えめが出音は良い。

電池駆動は125時間。マジで長持ちする。

インプットインピーダンス10MΩ。

L.R. Baggs Session DI アコースティックプリアンプを使ってみた

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L.R.Baggs / Session DI をサウンドハウスで見る L.R.Baggs / Session DI をサウンドハウスで見る

L.R. Baggs para acoustic DI

特に楽器を問わずに使える。

インプットインピーダンス10MΩなので中継するだけで音が良くなるDI。

ノッチフィルターやEQも付いているがツマミが小さくて操作し辛い。

Low85Hz、Mid400Hzから1.6kHz、Presence5kHz、Treble10kHz、notch98Hzから247kHz。

EQが充実しているのでいい感じに音作りできるな。

ローカットフィルターは周波数可変はできないが35Hz固定で搭載されている。

電池駆動可能。仕様書を見ると消費電力が2.9mAで200時間稼働すると記載されている。

持ってたんだけど先輩に貸し出したら戻ってこない。。。

こないだ返してもらって数年ぶりに再会した。

2024年2月25日追記

久しぶりに本番で使った。やはり良い。ノッチフィルターもEQ要員として使った。

サブのオリエンテベースに弦はエヴァピラッツィのライトゲージ、

ピックアップはバシストを使用。アンプはCUBEを使用。

ノッチフィルターは「A」と「D」間で11時付近、分量はマイナス側9時にセット、

MIDは「1.2kHz」と「1.6kHz」の間でちょうど3時、分量はマイナス側9時にセット

残りのEQはフラット0時でいい感じになった。

L.R.Baggs / Para Acoustic D.I. アコギ用ダイレクトボックス をサウンドハウスで見る L.R.Baggs / Para Acoustic D.I. アコギ用ダイレクトボックス をサウンドハウスで見る

L.R. Baggs Vanue DI

ギター用として販売されているけど、

コントロール可能な周波数を見てるとベースに使用しても全然イケるよコレ。

bass90Hz、mid low100Hzから500Hz、mid high500kHzから2.8kHz、presence3kHz、treble10kHz、notch60Hzから320Hz。

ローミッド、ハイミッドの独立したフリケンシーコントロールがいい感じ。

ローカットフィルターが搭載されていたら完璧だったな。

重量はちょっと重たい1.1kg。

センドリターン端子も搭載されているので拡張性もある。

電池駆動可能で40時間の稼働時間。インプットインピーダンス10MΩ。

L.R.Baggs / Venue DI をサウンドハウスで見る L.R.Baggs / Venue DI をサウンドハウスで見る

L.R. Baggs社製のエフェクターAlign Series

コーラス、ディレイ、コンプレッサー、イコライザーなどがある。

イコライザーの機能が充実していて気になっている。

機種によってバラつきがあるが、

インプットインピーダンスが2.2~5.1MΩと大きいので、

ピエゾピックアップ直下に接続すれば、

以降のエフェクターは通常のギター・ベース用を使ってもインピーダンスの釣り合いが取れる。

ボードを組む時はこのシリーズのコンプレッサーかイコライザーを楽器の直下に接続するといいと思う。

イコライザーとDIを入手した。後日まとめてみる予定。

L.R.Baggs Align Series 一覧をサウンドハウスで見る L.R.Baggs Align Series 一覧をサウンドハウスで見る

プリアンプに必要と思う機能

個人的な好みが大きいけど、こんな感じだな。

優先順位高めの機能

入力インピーダンス3~10MΩ

ローカットまたはハイパスフィルター30Hz〜40Hzくらい

ミドルフリケンシー制御付きイコライザー

フェーズ切り替え(割と重要)

コンプレッサー(右手が楽になって音がまとまる)

搭載されていたら良いと思う機能

アコースティックレゾナンス(BOSS独自)

アンチフィードバック(BOSS独自)

アンビエンス(BOSS独自のショートリバーブ)

ショートリバーブを薄く掛けてもいい感じになる。

ノッチフィルター(ピーキーな周波数と合致していると音をまとめやすくなる)

シールドケーブルもこだわった方がいいかもしれない

かなりの沼なので予算の上限を決めて選定する必要があるな。

コストパフォーマンス的にはベルデン社製のものがお気に入り。

造りもしっかりしていて長持ちするし、接触不良的なトラブルも無い。

価格も1万円未満で入手できる。

最近はSOMMERというメーカーのケーブルに浮気中。

出音も良い感じだがケーブルがしなやかで扱いやすくて良き。

SOMMER CABLE ( ゾマーケーブル ) / The Spirit XXL Instrument 4.5mをサウンドハウスで見る

 

SOMMER CABLE ( ゾマーケーブル ) / The Spirit XXL Instrument 4.5m

プリアンプ+パワードスピーカー

BOSS AD-10のXLRキャノンアウトを、

店にあったモニター用のパワードスピーカーへ接続して出力したら、

リッチな低音と抜けの良い出音で共演者からも評判が良かった。

コントラバス・ウッドベースは普通のベースアンプを使うよりも

プリアンプ+パワードスピーカーの方が相性が良いと思う。

気になっている音響システム

YAMAHA ( ヤマハ ) / STAGEPAS200BTR ポータブルPAシステムをサウンドハウスで見る

 

YAMAHA ( ヤマハ ) / STAGEPAS200BTR ポータブルPAシステム

リターン挿し

アンプ側にエフェクターセンド・リターン入出力がある場合は、

プリアンプの出力をリターンへ入力した方がいい感じになる事が多い。

多くのベースアンプは、

エレキベースで良い音になるように内部プリアンプが設計されているので、

アコースティックな外部プリアンプが混ざるとゴチャ混ぜな感じになって、

まとまらない事が多い。

アンプ内臓プリアンプをバイパスすることで出音がスッキリする。

アンプ内部の回路構成を確認してみる

出演している店で借りているMarkBassアンプはリターン端子が

内蔵プリアンプの手前に接続されているようで上記のような使い方はできない。

リターン端子へ接続したのちアンプ本体のEQを動かしてみて、

出音に変化があればMarkBassのような回路構成になっているはず。

こんな場合はあきらめて通常のインプットへ挿し込んで使っている。

まとめてみる

と言いつつ、まだまだ試行錯誤中なので追記したり修正したりしていく予定。

プリアンプを使ってみて思うこと

チューナー機能はいらないな。

ピアノとか簡単に調律できない楽器に合わせるし、

バッテリーを消耗してしまう。

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