弾いている時にある音と共振して「じり〜」という
小さなノイズを発していて気になっていたのだが
取り外し可能な結束バンドが原因であることがわかった。
電気的なノイズではないのでアンプで増幅している時は問題無いですが、
普段アンプ無しで練習している時に気になるので
シールドジャックの固定方法を変更してみた。
結束バンドの状態
写真の矢印の箇所を押し込むと爪が外れて取り外せて繰り返し使えるやつ。
写真のように取り付けしていた。
テイルピースの裏に押し込んだバンドが共振しているようだった。
こういうノイズっていったん気になりだすと無視できなくなるのよね。。。
材料を揃える
ホームセンターとか金物屋で入手可能なものですね。
工具箱のなかに転がっていたものも使ってます。
①「ゴムナット」とか「ウェルナット」とかの商品名で売っているヤツです。
ネジはM5、ゴムの外径は9.5mm、長さ14mm。これを2個。
テイルピースの穴サイズに合わせて選定する必要はある。
私の楽器のテイルピースの穴の内径は約12.5mmだった。
②「Realistピックアップ」に同梱されているシールドジャックを固定するパーツ。
これは電気工事用の材料で代用可能です。
ケーブルを固定する「片サドル」の商品名で売っていますね。
ホームセンターの電材コーナーでバラ売りしているな。
③M5のネジ、長さは30mm、1本。工具箱の中に転がってた。
30mmはギリの長さ。「片サドル」の厚み次第では35mm〜40mmが良いかもしれない。
④工具を使わずに回せるナット、1個。これも工具箱の中に転がってた。
蝶ナットみたいなヤツでも良いかも。
この順番で取り付けする。
ネジを締め込んでゴムが変形モッコリ膨張してテイルピースの穴に密着する目論見。
もうひとつのゴムナットはシールドジャックを取り付ける際のスペーサーの役目。
テイルピースに取り付けする
ドライバーでネジを締め込んでいく。グイグイ締め込む必要は無い。
変形したゴムナットが密着して抜けない程度でOK。
締めすぎるとテイルピースが割れる恐れがあるので手加減は必要。
スペーサー替わりのゴムナットを取り付ける。これは軽く手締めでOK。
シールドジャックを取り付けする
「片サドル」にシールドジャック通して工具を使わずに回せるナットで締め付ける
これも手締めでOK。ゴムの弾力で緩み止めの効果もある。
ウッドベースの振動は想像以上にすごいので緩んでいないかの点検は時々必要。
こんな感じ。テイルピースの縦穴から変形したゴムがちょこっと見える。
固定方法を変えた結果
共振ノイズは消えたな。
取り外しも簡単でいい感じ。
Realistの標準の取り付け方法だと共振は無いのだけど
取り外しする際にG線を完全に緩めての作業になるところが
微妙に気にいらなかったのでこのやり方を考えてみた。
他のピックアップにも使えるやり方なので割と良いかもと自己満足してます。